普段は依頼元の鳥獣被害の解消の為、箱わな等を駆使し鳥獣捕獲許可を得て捕獲しますが、今回は立て続けに鳥の救出依頼がありました。
1件は福井県の工場内に誤侵入してしまったハトが出られなくなったとの事。
高所作業車にて近づき無事救出。
もう1件は加賀方面の不動産会社より、管理物件の壁内で鳥の鳴き声がするとの事。
外ではムクドリが激しく鳴き騒いでいる状況。
ムクドリの繁殖期は春から夏で、時に天井裏などで営巣し問題となる。
この案件では天井裏の雛が飛び立つぐらいに成長し歩きまわっている内に、壁内に落下したものと推察される。
台所裏の板を外し、ボードをカッターで切り、雛とご対面。
捕獲後、外で放つと親鳥が迎えにきて一緒に飛び立っていきました。
今回、狩猟とは真逆で一つの命を守れたことは鳥獣と向き合う上でいろいろ考えさせられる件となりました。
(M,Y)
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