本文へ移動

害虫(しろあり・ハチなど)

害虫(しろあり・ハチなど) トピックス一覧

11月下旬でハチの飛翔を見かけたら

2023-11-30
 11月15日石川県内最低気温は6.7℃でした。
 例年であれば、アシナガバチの飛翔はこの時期に見ることは殆ど無いですが、今年はまだまだ気温の高い日があるかもしれませんね。
 今年育った(来年自身が女王バチとして活躍しなければならない使命と強い生命力を携えた)アシナガバチは、気温が低下すると集団となって狭い場所で過ごします、(いわゆる越冬行動です)そして、時折ある小春日和には飛翔します。
 この時期にアシナガバチの飛翔を見ることがあれば、まず、来年の女王候補のハチと判断して良いでしょう。種の保存という使命がありますので好んで攻撃はいたしません。こちらも慌てず、避けましょう。
(H,Y)

カメムシ

2023-11-27
 11月下旬となり、金沢市内でもあられが降り、日に日に寒さが増してきました。
 この季節になると虫も少なくなり駆除依頼も減ってきます。
 そんな中、今年はカメムシが大量発生し、11月上旬には多くの問い合わせがありました。
 我が家でもカメムシが屋内に侵入してきて、子どもの悲鳴が絶えませんでした。
 先日も子ども部屋にいたカメムシを駆除し、死骸をティッシュで包み、娘の机の足元にあったゴミ箱に捨てました。
 数時間後、娘の悲鳴が聞こえ、子ども部屋へ行ってみると、娘がゴミ箱のティッシュで机を拭いたようで、「カメムシで机を拭いてしまった!」と激怒していました。
 娘のゴミ箱に捨てた私が悪いのか捨てられたティッシュで机を拭いた娘が悪いのか、カメムシ一匹で水掛け論になりました…。
 それ以降、カメムシの後始末に気を付けようと思いつつ、カメムシは見なくなりました。
(M,S)

カメムシ大発生

2023-11-27
 今年は大変な猛暑で石川県の水瓶である手取川ダムの貯水率も節水制限を設ける直前までとなっていた状況でしたね。先日、当地の新聞にカメムシ大発生との記事が大きく出ていました。猛暑はクサギカメムシにとっては好条件だったのですかね。
 夏場山林で生息・繁殖するクサギカメムシは、成虫形態で越冬する昆虫です。気温の低下とともに里山に降り、人家天井裏などに入り込み越冬し、来年春に山に帰ります。県内あちらこちらで『降りてくるその数が半端ない状態となっている』との内容でした。
 山に生息している間に『本年のカメムシは異常に多いですよ。』と里山に住む人に情報伝達されれば先手を打つことも出来るのでしょうか?
 実は、山間部の温泉旅館などではクサギカメムシ侵入防止対策を9月下旬から10月初旬にごろに行われている施設が多いです。今年の飛来数が半端ないために、予防措置効果について「本年は歯が立たない(効果が無かった)」と評価されるのか、「おかげさまで侵入は少なかった」となるのか。担当者はドキドキしています。
(H,Y)

身近なところでも

2023-11-13
 11月に入りました。朝晩特に肌寒く秋の深まりを感じます。
 つい先月、私用で羽咋市郊外の草地に入り作業をする用事があり行った時の話です。
 作業を終えふと足下を見ると私のズボンにうごめく小さな物。虫でもついたのかなと目を凝らすとそこにいたのは小さなマダニの仲間でした。
 市街地に近い場所だったので居るとは思っておらず正直驚きました。
 近年マダニ類は感染症のSFTS(重症熱性血小板減少症候群)の存在もあり危険性が増しています。ウィルスを持ったマダニ類に嚙まれると感染し、その分布の広がりには鹿や猪などの野生動物が関わっているともいわれています。
 因みに作業を行った所は猪が出没するらしく、近くの田んぼには害獣防止の電気柵が張られておりました。
 私見ですが、農地の害獣被害の拡大やクマの市街地への出没などのように、これまで距離のあった自然との境界が近年は曖昧になっているように感じます。
(K,T)

カメムシ防除

2023-11-07
 先日、金沢市内にある宿泊施設にてカメムシ防除作業を実施しました。建物にある窓枠に薬剤を噴霧した後、屋根に上がって瓦にも薬剤を噴霧していきました。
今年は暖かい日が続いていた影響で、カメムシが多く発生しているようです。瓦に薬剤を噴霧していると、瓦の間から沢山のカメムシが飛び出してきました。結果、普段より多くの薬剤を噴霧することになりました。
 屋根から降りた後、軒先や木の板の裏側などカメムシが潜んで居そうなところにも薬剤を噴霧していきました。
 宿泊施設を利用する方々が、カメムシの見た目や臭いで嫌な思いをすることがないようにしっかりとした防除作業ができたように思います。
(S,S)
TOPへ戻る