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クリーニング・微生物対策など

クリーニング・微生物対策など トピックス一覧

梅雨

2023-07-21
この季節、北陸地方でははっきりしない天候が続き、湿度も高くジメジメとした不快な日々が続いております。いわゆる「梅雨」ということでご存知の方も多いかと思いますが、語源としては諸説あり、一般的には「中国でこの季節、梅が熟する頃に降る雨」とのことで、気象学的にかつ簡単に説明すると大きな雨雲が日本列島上空で南北を境(梅雨前線)に「おくしらまんじゅう」をしている状態との事です。例年、沖縄県をはじめ南の方から順に梅雨明け宣言が出されていきます。当地もそろそろかと思いますが、梅雨が明ければいよいよ夏本番です。自然界では小動物・昆虫類も一層活発に動き出す季節です。
 また、近年、異常気象等の影響で自然界のバランスも乱れ、通常では予測できないところで害虫生物が大量発生するといったニュースも珍しくはありません。人類も自然界における一生物として共存の為の努力を惜しんではならないという戒めかと思います。
 話は変わりますが、害虫駆除、有害鳥獣捕獲についてのご要件については是非、ご一報ください。
(H,K)

最後の砦

2023-07-13
 コロナ渦から次のステップに移りつつあります。
 私もようやく通常の業務のウエイトが高まりつつある中、今まで経験したことのないご相談が有りました。
 多分石川県内でも初めての事かなと思います。
 相談の対象は、「アカミミガメ」を処分してほしい!
 という内容でした。
 「アカミミガメ」とは、いわゆるミドリガメの事です。
 そう、よくお祭りの屋台で売られていたり、お菓子の景品として配られていたカメです。
 しかし、このカメは全て輸入されたものだったのです。
 多い時は1年間で100万匹が輸入されていました。
 ではなぜそのようなご相談があったのか?
 もともとアカミミガメについては、生態系等に被害を及ぼすことが懸念されることから、特定外来生物に指定が検討されていたようですが、諸所の事情で見送られていました。
 が、今年の6月1日より「条件付特定外来生物」として、環境省から規制されることになりました。
 では「条件付特定外来生物」とは何かと言いますと、「ペットとして飼ってもいいけど、野外に逃がしたり売ってはいけませんよ」というものです。
 飼うからには、寿命を迎えるまで大切に飼ってくださいという意味です。
 それから考えると、処分という選択肢はないなと感じました。
 たしかにいろいろな状況の中で、飼育を続けることが困難になる事も有ると思います。
 乱暴なたとえかもしれませんが、餌をやっているわけでもないのに、ハクビシンが天井裏に住み着き、糞尿なんかで被害が出ているので対処してくださいとは意味が違ってくると思いました。
 でも、ここで葛藤が出てきました。
 金沢市や石川県内でも、この様なことを対応できる業者はなかなか居ません。
 もし私のとこで処分をお断りしたら?
 そうすると困った方はどこを頼ればよいのか?
 最後の砦として、うちにご相談いただいたのではないか?
 そんな葛藤の中、ご相談者の方には「まずは飼い続ける」という選択肢をお願いし、そして「どうしてもの時」はまたご相談くださいとお伝えしました。
 ご相談者のかたもご納得いただき、まずはそのまま飼い続けることを選択してくださいました。
 今後もいろいろなご相談が有ると思いますが、いろいろな選択肢をもちつつ「最後の砦」として、皆様方のお役に立てればと思っています。
(H,T)

異物混入同定

2023-07-06
 金沢市内のお菓子工場からの依頼で、お菓子に混入した「虫のようなもの」の同定(生物の分類上の所属や種名を決定すること)をする事になりました。
昆虫には「頭部」「胸部」「腹部」と身体が三つに分かれており、今回持ち込まれた検体は「胸部」とそこについた羽のみでした。胸部は3mmほどの小さな部位で、さらに昆虫自体が圧迫されていて付いているはずの足もありませんでした。
羽には「翅脈(しみゃく)」という模様があり、昆虫の種類によって違うものです。顕微鏡越しに翅脈とにらめっこをして…ハエでもないカでもない、ハチでもアブでもない、アブラムシでもチャタテムシでもないと途方に暮れていたところ先輩に見せてみると、「アリだと思います」と即答。調べてみるとクロヤマアリの結婚飛行時だけに外へ飛び出すオスもしくは女王の羽アリでした。知識と経験に脱帽し、先輩を尊敬しつつ狭い視野で見ていた自分に反省して、今度はスムーズに結果が出せるようにとひとつ学びました。
(M,T)

社内行事

2023-07-01
 今月、弊社恒例行事の社内BBQが開催されます。
 この4年間は2020年に蔓延したコロナウイルスの影響により開催することができなかったので久しぶりの開催になります。
 今回のBBQでは大きなグリルを導入しさらに全員分のイスを購入しました。
 設備が良くなり今までと違う新しいBBQになると思うのでとても楽しみにしています。
(N,U)

防除作業監督者講習

2023-06-10
 私は現在、防除作業監督者の資格を得るべく講習を受けております。
 講習といってもオンラインで受けられる為、社内でパソコンの前に座っている状態ですが、6/1~6/20の期間で合計32時間必要なため、仕事の合間を探して受ける日々です。
 海外からのヒアリ・ツマアカスズメバチといった害虫の侵入や害獣の増加に伴う被害等々新たな問題も出てきており、我々の仕事の重要性を感じていますが、防除作業監督者になることにより、より一層の責任感が出てくるのではないでしょうか。
(T,M)
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