本文へ移動

害虫(しろあり・ハチなど)

害虫(しろあり・ハチなど) トピックス一覧

ユスリカ類等2枚羽の昆虫(ハエ・蚊類)に有効で環境にやさしい薬剤

2025-04-17
 本年は金沢市でも長く桜の花が楽しめています。先週末は兼六園無料開放中で、とても多くの人が花見に訪れていました。昨日の激しい雷雨で近所のソメイヨシノは随分と花弁が落ちていましたが、まだ、今日通りかかった犀川沿いの枝垂桜は満開前の様子でした。
 さて、いよいよ春爛漫、一方で様々な昆虫が現れはじめます。
 例えば、少し流れのある側溝などに幼虫が生息するユスリカ類(ハエ目:2枚羽の小型昆虫)は、冬季蛹化直前の段階で寒さをしのぎ、暖かい日に一気に蛹化、羽化し大量の成虫が発生する場合があります。そのような環境に散布するとユスリカ類成虫の出現を確実に抑制しながらも、他の生物には極めて安全=影響の少ない(例えばホタル類:4枚羽の幼虫には作用しないんです)、当然、魚類など昆虫以外の水生生物にも悪影響を及ぼさない幼若ホルモン様物質を主成分とした薬剤があります。いわゆる環境にやさしい殺虫剤です。
 今の時代、環境にやさしい、且つ、害虫に厳しい管理が可能なのです。
(H,Y)

異物混入事件

2025-04-15
 まだ記憶に新しいことだと思いますが、某外食チェーンで「虫のかけら」や「ねずみ」が料理に入っていて、大きな事件になりました。
 その対策として、4日間ほぼすべての店舗の営業取りやめをしていました。
 私は金沢市内に在住ですが、すぐ近くの店舗もお休みになっていました。
 以前、東京都のデータで、この異物混入苦情発生件数について、3番目が動物性異物(毛、歯など)14%・2番目が合成樹脂類(ビニール、ゴムなど)17%
 そして一番苦情発生件数が多いのは、31%で虫(ハエ・ゴキブリ等)でした。
 今回の事件もこの虫やねずみが原因ですが、特にこの虫が異物混入の原因になる要素として、自らが歩いたり飛んだりすることが言われています。
 我社の仕事の一つは、この歩いたり飛んだりする生き物(害虫)が、その生き物たちの餌である食品に近づかないようにすることです。
 今回この事件も、日常から害虫の管理を徹底して行っていれば、起きなかったかもしれませんね。
(H,T)

もう春です

2025-03-25
 あっという間にもう春ですね。石川県におきましても、もうしばらくしましたら、シロアリの羽アリの群飛が始まります。
 まだ羽アリが出てくる前に、床下調査を行うのも一つの手だと思います。先手先手のシロアリ対策としていかがでしょうか?
 是非お気軽にご連絡下さい。
(I,S)

冬に見かけるハエ

2025-01-15
 先週富山県では雪が積もり、冬らしくなってきました。気温が低いと虫を目撃する機会は減りますが、逆にこの時期に見かける虫もいます。
 トゲハネバエもその一つで、夏季には涼しい山間部で生息し、涼しくなる冬季に平野部で見かけるようになります。大きさは5㎜程度でコバエにしては比較的大きく、屋内に侵入すると目立ちます。
 寒い時期でも防虫対策は必要です。
(T,M)

チャタテムシ

2025-01-04
 先日能美市の工場で昆虫調査をしていたところ、多くのチャタテムシを確認しました。
 チャタテムシは低い温度・湿度になるとほとんど活動しませんが、調査した工場は24時間温度・湿度を一定にしていたため、屋内に侵入していたチャタテムシは活動できたのではないかと思われます。
また、チャタテムシは食品やダンボール等に付着したカビを餌とします。調査した工場は長期間置いていたダンボールにカビが発生したことが原因でした。
寒くなれば昆虫の大半は活動しなくなりますが、屋内では空調等で温度を高くしていますので、昆虫は活動できる環境になります。
油断は禁物です。
(Y,K)
TOPへ戻る